スウェーデンの学費と保険について


今回は、スウェーデンの学費と保険や病院について書きたいと思います。

Denskからの情報もあるので多少違う点もあるかもしれませんが、ご容赦ください。
これから書くことに該当するのは基本的に、スウェーデン国籍を持つ人、またはスウェーデンのパーソナルナンバーと保険を持っている外国人に対して適応される行政サービスです。


スウェーデンの保険と病院について

健康保険に加入するのは無料で、病院でかかるお金の約90%は保険でカバーできます。病院に行くごとに診察料として約10%は払わなければならないのですが、支払った額が年間で1000krを超えた場合はその年は何度病院で診察を受けても無料になります。また、病院で処方箋をだしてもらったお薬に対しても診察料とは別途で約10%を払うのですが、それも年間1000krを超えると払う必要がなくなります。

もし怪我をした場合には、国からお見舞い金がもらえます。もらえる額はけがの状態などによって変わるようです。
怪我をして仕事に行けない場合はお給料の約80%がもらえるそうです。
救急外来には約300krがかかります。しかし、手術などは完全に無料で受けられます。病院に宿泊することになると一日当たり約100krかかりますが、年間1000krを超えた場合は無料になります。


女性のクリニックについて

女性の方へのお話にはなりますが、女性のクリニックに対しても国から助成金が出ていることで、とても安く通うことができます。クリニックに行けば13歳から25歳の若者に対してはコンドームが無料ピルは年齢に応じて無料または年間数千円と格安で手に入れることができます。


スウェーデンの学費について

学費は大学院までずっと無料です。高校までは昼食、教科書も無料です。高校までは学校から遠くに住んでいる子どもには交通費が支払われます。また、もしその子どもの家の近くに駅がない場合には学校から無料で車の送り迎えが受けられます。
子どもが生まれると一人につき月約1000kr(約13000円)が国から支払われ、大学生になると約2000kr(約26000円)が支払われます。


今回はこれでおわりたいと思います。
今回は学費と保険、病院についてのみに触れましたが、次回は今回お話できなかったスウェーデンの行政サービスについてお話したいと思います。

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