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9月, 2018の投稿を表示しています

お酒について

今回は スウェーデンのお酒事情 について書きたいと思います。 お酒の購入について 日本ではコンビニやスーパー、酒屋などいろいろな場所でいつでも手軽に購入することができますよね。しかしスウェーデンのお酒を購入するシステムは日本とは全く違います。 まずコンビニやスーパーでは基本的にお酒は販売されておらず、 アルコール度数が3.5%以下のものに限り スーパーやガソリンスタンドで購入することができます。(コンビニの商品は基本的に高いのでほとんどの人は利用していません) アルコール度数が3.5%以上のお酒に関しては国営の専売公社Systembolaget(システムボラ―ゲット)でしか購入ができません。 そしてSystembolaget(システムボラ―ゲット)は基本的に 平日は19時、土曜日は15時には閉まり、日曜日と祝日は定休日 となっています。(店舗によって若干閉まる時間が違ったりするようです)そして東京のコンビニのように一つの街に何店舗もあるわけではないので、宅飲みやホームパーティなどでお酒が必要な場合はあらかじめプランニングしておかなければ、お酒が買えなくて困ったというような事態になりかねないのです。 どうしてこんなにスウェーデンはお酒に関して厳しいのか? スウェーデンでは アルコール中毒者の増加や若者の飲酒が増加した ため、それを抑制するために国がお酒を管理することになったそうです。昼からおじさんたちで集まって外でお酒を飲んでいるのを数回見かけたことがあります。 スウェーデンでは 18歳以上になるとお酒が飲めるようになります が、Systembolaget(システムボラ―ゲット)では 20歳以上にしかお酒を販売していません 。お店に行ってお酒を飲むのはとても高いのでそんなにたくさん飲むことはあまりできませんが、Systembolaget(システムボラ―ゲット)では安いお酒も売っておりたくさん購入するおそれがあるので20歳以下の購入は禁じているそうです。Systembolaget(システムボラ―ゲット)の年齢確認はとても厳しく、 35歳以下に見える人にはIDの提示を求めるそうです。 私もDenskとお酒を買いに行った際IDを忘れて、こっそりと外へ出て外でDenskを待つということがありました。 しかしSystembolaget(シ

習い事、育児休暇、年金等の行政サービスについて

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今回は スウェーデンで受けられる行政サービス について書きたいと思います。 これから書くことに該当するのは基本的に スウェーデン国籍を持つ人、またはスウェーデンのパーソナルナンバーを持っている外国人に対して適応される行政サービス です。 学費と保険については前回お話したのでそれ以外の行政サービスについて、私とDenskで考えて思いついたものを書いていこうと思います! 習い事について 日本で人気な習い事というと、私がイメージするものは水泳、ピアノ、ダンスなどです。しかし、日本でそういった習い事をするのって決して安い料金ではないですよね。 スウェーデンでは、 スポーツやアート、音楽などの習い事は無料または格安 です。それはどうしてなのか。それは、そういった施設に は国から助成金が出る からです。そうして若者が何かに没頭できることで若者の飲酒を減らしたいのだと聞いたことがあります。(本当かどうかはわかりませんが) 私はドラムを演奏するために、私の住むLinköping(リンシャーピン)にある Elsashus (エルサスフース)という場所のスタジオを借りて練習をしましたが、何度借りても無料で、日本の音楽スタジオよりもはるかに広い作りになっていました。 またその施設では自分で好きなイベントを作ることができ、それに対しても助成金が出ます。 この間私が参加したものは、トートバッグを作るというイベントでした。一人のスウェーデン人の男の方が、「最近自分でトートバッグを作ってみたらうまくできたからほかの人にも作り方を教えてあげたい!」と思い、Elsashusでイベントをするために日程をおさえ、Facebookで拡散し人を集めてイベントを開いていました。トートバッグを作るのに必要なものはボランティアで持ち寄ってくれたり、購入したものに関してはすべて助成金が出るのでイベントを開く側もお金は一切かかりません。 他にも無料でライブを開いていたり、無料でスウェーデン語の会話コーナーをやっていたりとすごく便利で出会いも多い場所になっています。(この施設は基本的に30歳以下の若者のためのものだそうです) このElsashusに関しては国籍やパーソナルナンバー有無関係なく使えるようです! 育児休暇について 子どもがで

スウェーデンの学費と保険について

今回は、 スウェーデンの学費と保険や病院 について書きたいと思います。 Denskからの情報もあるので多少違う点もあるかもしれませんが、ご容赦ください。 これから書くことに 該当するのは基本的に、スウェーデン国籍を持つ人、またはスウェーデンのパーソナルナンバーと保険を持っている外国人 に対して適応される行政サービスです。 スウェーデンの保険と病院 について 健康保険に加入するのは無料 で、病院でかかるお金の約 90 %は保険でカバーできます。病院に行くごとに診察料として約 10 %は払わなければならないのですが、支払った額が年間で 1000kr を超えた場合はその年は何度病院で診察を受けても無料になります。また、病院で処方箋をだしてもらったお薬に対しても診察料とは別途で約 10 %を払うのですが、それも年間 1000kr を超えると払う必要がなくなります。 もし怪我をした場合には、国からお見舞い金がもらえます。もらえる額はけがの状態などによって変わるようです。 怪我をして仕事に行けない場合はお給料の約 80 %がもらえるそうです。 救急外来には約 300kr がかかります。しかし、手術などは完全に無料で受けられます。病院に宿泊することになると一日当たり約 100kr かかりますが、年間 1000kr を超えた場合は無料になります。 女性のクリニック について 女性の方へのお話にはなりますが、女性のクリニックに対しても国から助成金が出ていることで、とても安く通うことができます。クリニックに行けば 13歳から25歳の若者に対してはコンドームが無料 、 ピルは年齢に応じて無料または年間数千円と格安 で手に入れることができます。 スウェーデンの学費 について 学費は大学院までずっと無料 です。高校までは昼食、教科書も無料です。高校までは学校から遠くに住んでいる子どもには交通費が支払われます。また、もしその子どもの家の近くに駅がない場合には学校から無料で車の送り迎えが受けられます。 子どもが生まれると一人につき月約 1000kr (約13000円) が国から支払われ、 大学生になると 約2000kr (約26000円) が支払われます。 今回はこれでおわりたいと思います。

初めまして!

初めまして! 現在スウェーデンのLinköping(リンショーピン)に在住しているgassanです。 初めての投稿ですので、 自己紹介とスウェーデンに行くことになった経緯 をお話させてもらおうと思います! gassanは20代の女性です。大学では保育教育学部を専攻していて、大学一年時から日本語学校でボランティアをやっていました。卒業とともに保育士免許と幼稚園教諭の免許を取得しました。大学卒業後にはボランティアを続けつつ、インターナショナルプリスクールの先生とベビーシッターを掛け持ちしてやっていて、今年2018年の9月頭に全てをやめてスウェーデンに引っ越してきました! 趣味は10歳からやっているドラムと旅行です。今まで行った国覚えている限り、マレーシア(3回)、シンガポール、オーストラリア、韓国、台湾、フィリピン、タイ、スウェーデン(3回)です。 ではでは、gassanが スウェーデンに引っ越すまでの経緯 についてお話したいと思います! 大学時に英語を少し勉強していたgassanは、大学を卒業したら海外に住んでみたいなぁなんて思い、以前旅行で行ったオーストラリアを気に入り、大学四年の冬にオーストラリアのワーホリビザをとりました。数万円払ったもののほんの数時間でとれて驚きました。 しかし! それと同時期にボランティア先の日本語学校で出会ってしまったのです、、、スウェーデン人の彼Densk!彼との婚約をきっかけにオーストラリア行きをやめ、スウェーデンに住むことを決意!そしてスウェーデンのビザを申請し一年以上なんやかんやありビザはとれなかったのですが、やっと2018年の6月にビザを取得できました! そして9月にスウェーデン、Denskが住んでいる街Linköping(リンショーピン)に引っ越してきました! gassanは現在スウェーデン語学校(folkuniversitetet)に通いながら子ども関係の仕事を探しています。私の婚約者Denskは大学生です。彼の大学にはアジア人とスウェーデン人の交流ができる場所があり、彼はそこのスタッフをやっています。私もよく参加していて、日本語を勉強しているスウェーデン人に日本語を教えたり、逆にスウェーデン語を教えてもらったりしています。 こんなところで今日は自己紹介を終わりたいと思います。 次