スウェーデンの面接

こんにちは。

今回は以前に書いた職探しの続きを書きたいと思います。
スウェーデンでの面接はどんなものなのか、実体験を書きたいと思います。


私は、今年の10月に職探しを始めて、最初は保育士や日本語教師の仕事を英語とスウェーデン語を使ってネットで探して、手当たり次第に履歴書を添付したメールを送りました。
30件くらいに送って返事が返ってきたのは8件でした。
そしてそこからさらにメールで少しやり取りをして、結局面接をしてくれたのは3ヵ所でこれからまたもう1つあります。

私が今までに行った3ヵ所は、保育園の面接1件、保育士のリクルーターとの面接1件、日本語教師の面接1件です。

保育園はインターナショナルの保育園だったので面接は英語で行いました。
スウェーデン語もペラペラに話せればなおよいのですが、少し話せて理解できれば問題ないといわれました。
ぜひ雇いたいという話までいったのですが、ここで問題が発生。
スウェーデンの保育園で働く際には、必ず逮捕歴、前科がないかどうかの紙を提出しなければならないと言われました。それをゲットするためにはパーソナルナンバー（日本でいうところのマイナンバー）を持っていなければなりません。
つまりは、パーソナルナンバーがなければ保育園で働くことができないということです。

ということで仮パーソナルナンバーしかない私にはその仕事はゲットできませんでした。もしパーソナルナンバーをゲットできれば、ぜひ雇いたいと言ってくださったのでDenskが大学を卒業したらサンボビザで働けるかもという期待を持ちながら職探しを続けています。
 ＊サンボビザとは
 国際カップルのためのビザで、パートナーがスウェーデン人で自分がスウェーデン人でない場合にそのパートナーと一緒にスウェーデンにいられるためのビザです。
サンボビザがあれば、パーソナルナンバー、労働許可、保険、学費無料、スウェーデン語学校無料などが受けられます。

ただしサンボビザを取得するのには、そのカップルのスウェーデン人は自分とパートナーを養えるだけのお金を稼いでいるという条件があるので、学生のスウェーデン人だとサンボビザを取得するのは難しいのです。

Denskは大学生なので今の私たちにはサンボビザをゲットするのは難しいのです。


前にもお話したと思いますが、保育士のリクルーターとはスウェーデン語のみの面接でした。
まだ本格的にスウェーデン語を勉強して3ヵ月あまりの私には難しく、質問にあまり答えられず、、。スウェーデン語ができるようになれば保育士の仕事紹介できると言われました。

日本語教師の仕事はスウェーデン語でも英語でもOKな面接でした。
あまり日本人が多くないリンショーピンというのが有利だったのか最初からもうぜひ受けてほしいという感じで話が進んでいったのですが、またもや問題はパーソナルナンバーと労働許可。
今その方がなんとか私のために労働許可をとれないかといろいろやってくれているようですが、まだどうなるかわかりません。
そしてスウェーデン語で文法を説明してほしい学生もいるからスウェーデン語をもっと勉強してくれたらうれしいといわれました。


この3件の面接から、スウェーデン語、パーソナルナンバー、労働許可はスウェーデンで働くにはすごく大切なのだとわかりました。


次回はスウェーデンのビザの種類についてお話したいと思います。